Manchester’s Frozen

Until suicide

設計図

誰もが天使、私は人間、我々は生まれたと同時に天空から落とされている、誰もが落下途中だしかし私の羽は錆び付いてしまった、大変だ、私は人間になってしまった、私は飛ぶための新たな羽を作ろうとする、私は設計図を書いている、けれどもう間に合わない、オーダーが間に合わない、私は堕ちる、私は天使になれない、もう手遅れだ、さようなら!

 

設計図はひらひらと風に舞い、書き手の血溜まりに染み込んでいった

 

《「価値がなくても生きてていい」とか、「人間誰もが天使」とか、戯言ばかりがのさばっていたんです!》かれは生前こんなことを口走っていた