何かで誤魔化しながらも
背中はがら空きでぼくは震えている
孤独の状態において、それ以外の問題は大したことなく、暇潰しでしかない
何をやっても虚しいのは、解決を遅らせる全てのことが徒労だから、無駄に疲れるだけ
逃れられない焦燥感に震えながら苦し紛れに生き延ばす
孤独であると、その他様々な苦痛が入り込んでくる、涙が涙を呼ぶ、負の連鎖、深呼吸しても無駄
睡眠以外の時間は全て苦痛
繰り返すのに慣れない、もう何年も同じところで躓いて苦しんでいる
誰にとっても害悪な存在という自覚、私は誰からも必要とされていない存在、憂鬱を吸い込むために生きている
孤独は解決できないから、そのままで受け入れられたいんだよ
自殺しかない人間の居場所など無い
生きられる人間の暇潰しに押し退けられる
生きられるくだらない人間になりたい、大量生産されたクローン時代に戻りたい
どうせ生存の不安はどうにもならないのだから諦めている、パラシュートは開かない
その不安は別に怖くないけど、落下する直前までは苦しみたくなかった
承認を得て、くだらない人間に成り下がりたかった
ラジオを付ければ、赤い血を通わす人間の諧謔が心臓を掠る、私は頭で笑う、心は冷えきっている
それは実存の問題、私には青い血が流れている
眠るのは最高だ、今すぐ死んでいたい
実存の不安は冬の寒さと蒸し返される徒労で加速する、震えながら誰かの不幸を探して束の間の安心を得る
やるべき事を先延ばしにするのは、解決を遅らせる全てのことが徒労だから
当たり前の生活が苦痛な程の重症、それでも望まない生の歯車を回さねばならない
年末年始は私にとって暴力、イベント毎に差をありありと見せつけられ、太刀打ちする手立ても無く、逃げることもできない、冬眠していたい
どんなに惨めでもいいなんて昔誰かが言ってたけど、口だけだったな
実存の不安は人を殺す