Manchester’s Frozen

Until suicide

心に茨を持つ少年

平日の昼間から瀕死、いつでも首吊れちゃいそうな。自分が死んで悲しむ人がいないからね。家族くらいしかいない。でも家族による承認は、「他者からの承認」としては弱いんだ。つまり無いも同然なのだ。

コフートを引用すれば、人間が生きていくうえで必要最低限の自信を得るためには「自己ー対象」(自己の一部として感じられるような対象)との関係が大切である。つまりは「対人関係」が重要なのだ。

人間は「自己ー対象」から生きていくうえで様々な能力を吸収していく。家族は成長の過程においてこそ「自己ー対象」として機能するけれども、「生きていくうえで必要最低限の自信」を与えることはないんですね。家族による承認は当然なので、「自分そのもの」のようになってしまい「他者」として機能しない。

だから家族が悲しんだってそれは自分の悲しみと変わらないし、自分の悲しみを家族と共有しても広がりが無い。

 

「他者からの承認が無いと心が死ぬ」って誰も教えてくれなかったよね。人間って他者からの承認が無いと心が死ぬんですよ。

 

他者に出会いたい。家族以外の「自己ー対象」と出会いたい。でも何をどうすれば良いのか全くわからない。

 

生きてみようと思ったら

一体どうやって始めたらいいんだい?

どこに行ったらいいんだい?

誰に会ったらいいんだい?