Manchester’s Frozen

Until suicide

日記

5日(月)。

風呂に長時間入る。別に長時間入るつもりはないのだが、浴槽に入ると寒くて出られないのだ。それにシェルターのような安心感がある。時間や季節という概念が消える。

カップ麺。

曇り。寒い。

午前中、ゴッドブレスアメリカという映画を見る。

13時30分ごろ、雪が降り始める。

関東に初雪なんて概念は無いと思う。毎年降るとしても1日か2日。降らない年もある。

昼過ぎ寝る。

 

 

『ゴッドブレスアメリカ』(2011米)

ブラックコメディ。

男は常に苛立っている。ウザい隣人を銃殺する妄想をしている。TV、同僚の日常会話、それらが彼にとっては耐えられないものになっている。

男は家族と縁を切られ、職場を解雇され、しまいには癌(?)を宣告される。

彼は部屋で拳銃自殺をしようとする。しかし偶然TVに映っていたウザいリアリティ番組の女を殺すことを決意する。

 

ジョーカーそのものだった。

ここまで人生に絶望していたら死を考えるのも無理は無い。

しかし死ねばそこで物語は終わっていた。

死ぬか殺すかの精神状態。

失うものが無くなって殺人マシンと化していく。

生放送で銃撃なんてジョーカーで見た。

 

アメリカ人ですら文化的素養が無いとついていけなさそうなくだりとかもありつつ、マナーの悪い市民を成敗するというベタもありつつ。

 

それまでは風刺してきたけど、もう我慢ならないから殺すという我慢の限界突破。もうこの馬鹿の国には我慢の限界だよというメッセージか。