いつもの如く、重い話です。
昨年の春頃から左耳の前方に腫瘍が出来ていて、放置していたら徐々に肥大化してしまいました。
はじめの頃は、痛くも痒くもないしサイズも小さいし、特に病的なものではないだろうと楽観視していました。
しかしその腫瘍は消えて無くなるどころか徐々に肥大化していっていました。
家族には自分から打ち明ける前にバレていました。
ある時家族からLINEでその腫瘍についての情報が送られてきました。
「耳下腺腫瘍」と書いてありました。
しかし怖くてそのネット記事を読むことから逃げました。
その時はじめてこれが病的なものであるかもしれないと自覚しました。
その後はこの腫瘍についつ調べたり気にかけたりすることをやめました。
そもそもその他の問題が山積みなので、腫瘍ごときに構っている暇や余裕が無かった。
だからその腫瘍について悩むことは特に無かった。
しかし数日前、ふと思い立ってネットで調べ始めたら、かなりの大事かもしれないということが分かりました。
手術が必要とのことなのです。
耳下腺腫瘍は手術で切除する必要があるらしいのです。
放置していたら癌化するなどとも書いてありました。
悪性か良性かの判断も手術をしないと分からないらしい。
先月、飼い猫が癌を患いました。
肥大化する脾臓を切除するという手術をしたのですが、悪性でした。
来年まで命が持つかわからないという宣告を受けました。
しかしまだ存命です。手術直後と比較したら見違えるほど元気なのです。
同じく先月、親類が病で倒れました。
一命は取り留めたのですが、我々家族がそのサポートしないといけません。
家族全員に余裕が無い。
そういった状況の中、今度は自分の番かもしれません。
自分が大病を患ったかもしれない。
もうキャパオーバーです。
別に痛みも痒みも無いが、腫瘍の切除は早めに行うに越したことはない。
しかしもうこれ以上肥大化したら手遅れになるかもしれません。
しかし自分にとって手術というのはあまりにもハードルが高過ぎる。
精神的に余裕が無いからだ。
手術後は噛み合わせが悪くなったり顔面麻痺だったりという後遺症が残るらしく、それが怖い。
何事も先延ばしは良くない。
手遅れになるから。後悔するから。
先延ばしの原因は不安であると聞いたことがある。
だからその不安を取り除かないといけないのだが、それも容易ではない。
今年も色々なことを先延ばしにしてきた。
実は5月から髪を切っていない。
今月は一度も運動をしていない(それまでは週一回はランニングしていた)。
セルフネグレクト状態だ。
曲投稿も前回投稿から一年以上間隔が開いてしまった。
どれもこれも不安があったからだ。
不安さえ無ければ先延ばしせず然るべきタイミングで行動できた。
手術の件だって先延ばしするだろう。
不安があるからだ。
そしてその不安も、腫瘍と同じように肥大化していく。
そして余計に行動、実行できなくなる。
もちろん腫瘍も肥大化していく。
そして手遅れになる。
後悔する。
不安がどうにもならないなら勇気を出せばいいのだが、それも怖くて逃げてばかり。
深夜、ベッドで毛布にくるまって仰向けで書いている。
自分など存在していない方がいい。
もう死んだ方がましなのではと心から思います。
癌になってまで生きたくない。
後遺症を残してまで生きたくない。
猫の死が怖い。
自分が腐敗していく。
精神が正常なら全て耐えられるのか?