ヒロシマになりたいか
何もかも初めから存在していなかったかのように
木っ端微塵に砕け散りたいか
明日の朝食が原爆だったら嬉しいか
1人の女に狂わされてお前は首を吊りたいのか
1人の女に狂わされてあの屋上から飛び降りたいのか
雨がお前を味方することだってあるだろう
雨がお前を味方することだってあるだろう
そんな楽観主義にお前はどれだけ騙されてきたことか
その涙を誰かに抱きしめて欲しいか
ナウマン象に踏み潰されても
ペニスだけは上を向くだろう
だけどお前のペニスは
一生クリトリスにはなれないだろう
お前を救えないお前がお前の全てで
お前を救えない世界がお前の全てだ
あの女の視線に刺さったまま
お前はオナホールの夢に抱かれるだけだ
それでも雨には止んでほしくないんだろう
それでもお前は雨に縋るだろう
お前が好きなお前にお前は一生なれないだろう
お前が嫌いなお前のままお前は無様に死んでいくだろう